◆高田工業所(1966)に各所から注目集まる!高値更新で青天井なるか?
高田工業所(1966)が高値を更新してきました。各所から注目されているようで、背景には何があるのでしょうか?
業績安定で割安放置されている銘柄だけに、目標株価は2倍で取り上げたいと思います。
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目次
高田工業所(1966)の企業情報まとめ
企業名 | 高田工業所 |
銘柄コード | 1966 |
上場市場 | 東証2部 |
本社所在地 | 806-8567 福岡県北九州市八幡西区築地町 1-1 |
時価総額 | 67.2億円 |
現金等 | 24.5億万円 |
有利子負債 | 64億円 |
PER | 4.92倍 |
PBR | 0.58倍 |
その他 | 割安・もみ合い離れ |
高田工業所(1966)の事業内容はプラントエンジニアリング
高田工業所はもともと三菱化学系の会社。黒崎事業所内で高田組として発足した企業です。鉄鋼関連や化学、電力・石油・ガスなどのプラントのエンジニアリングを行っています。
施設の設計から建設・メンテナンスなどすべて行う総合エンジニア企業になります。プラント関連としては加地テックや木村化工機、三菱化工機などが先行していますが、本銘柄も出遅れとして期待できそうです。その他にも、電流情報量診断等のIoT分野拡大を目指しています。また、今後は装置メーカーから製品の高品質を維持しつつ、スループット向上やランニングコスト低減、歩留まり向上および装置監視機能付加による遠隔サポート支援などが期待され、これらのニーズに応えるため、高速切断を実現可能とする両端支持機構を備えた超音波スピンドルを踏襲し、生産性向上や新たな機能を追加した超音波カッティング装置「CSX501」を開発しています。
市場のテーマとしては再生可能エネルギーや半導体関連が下火になったとは言え、今後盛り返す可能性は高そうですので期待が持てます。
太陽光発電・風力発電・水素エネルギー・脱炭素・半導体・再生可能エネルギー・IoT 、EV・自動運転とこうして文字にすると様々なテーマを内包している事がわかりますね。
高田工業所の狙いは割安性
高田工業所(1966)に一番注目しているのはその割安性です。
先日「2021年3月期 通期業績予想の修正 及び 期末配当予想の修正に関するお知らせ」を提出、売上高47億9500万円、経常利益18億円、純利益12億2000万円、一株益189.71円としました。現在株価でPERは4.91倍、PBR0.58倍非常に割安な水準です。
前年より減収減益となったものの、新型コロナの影響が主要因で今後戻りを見せるので投資妙味がありそうです。
落とし穴も…
ここまで記載すると、こんなのは絶対買いだ!と思うかもしれませんが、ことはそんな単純ではありません。
同社は2009円に優先株を発行しています。上記PER計算は普通株式のみで計算されていて、この優先株は含まれていません。優先株もいれたEPSはおよそ72.8円となります。PERは12.9倍となりますので、パット見の指標より割安ではありませんね。それでも割安ですが。
ただし、最近はこの優先株の消却が進んでいます。
当社優先株式(B種、D種およびE種株式)の消却に関するお知らせ
ご覧の通り、割当を受けた福岡銀行が優先株の取得請求を行って、同社は経営が安定し余力ができている為、順調に消化しています。これがすすめば、表向きのPER通りとなりますので期待が持てるでしょう。ただし、まだ優先株は150万株残っています。
高田工業所(1966)のチャートチェック
高田工業所のチャートはご覧の通りです。水素が市場のテーマとなり12月に急騰。その後ダラダラと下げました。
ただし、急騰の反動の売りものが収まると25日移動平均線に沿って上昇している事がわかります。
最近は900円前後の持ち合い。下げれば買われるといった展開を続けて25日移動平均線との乖離を日柄調整で埋めていました。
ただ、ここにきて高値を更新して持ち合いを上抜けた格好です。高値ブレイクでこのまま上昇に拍車がかかるのか注目ですね。
高田工業所(1966)の投資方針
それでは投資方針を考えたいと思います。
基本的には現値買いで良いでしょう。高値ブレイクとして上値追いの短期プランの方針でいこうと思います。
撤退はもみ合いに逆戻りか25日移動平均線割れですね。なので、900円か本日3月10日基準だと877円が基準となります。
仮に877円を基準とした場合は現在株価から約60円幅ありますので、撤退となっても問題ない数量を入れましょう。
さて、目標株価ですが調整後のPER20倍第、ここから30%ほどを狙いたいと思います。
ただし、優先株の消却がすすでかつ業績好調であれば株価2倍もあると思いますが、それはその時考えましょう。
高田工業所(1966)を提供している有力投資顧問
私は色々な投資顧問に登録して銘柄をチェックしているのですが、私が調べた限りだと高田工業所を推奨しているところは新生ジャパンと株エヴァンジェリストになります。(3月10日現在)
新生ジャパンは3回も繰り返し推奨。株エヴァンジェリストも本日推奨すていますね。
投資顧問もの後押しもあって、上昇にはずみがつくと嬉しいです。
なお、推奨レポートは下記より無料登録すると無料で読めますので是非参考にしてみてください。
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