◆ベクトル(6058)が高値更新!上方修正?決算に向けて期待が高まる!第2のファーマフーズ(2929)へ。
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目次
ベクトル(6058)の企業情報まとめ
企業名 | ベクトル |
銘柄コード | 6058 |
上場市場 | 東証1部 |
本社所在地 | 107-0052 東京都港区赤坂4-15-1赤坂ガーデンシティ |
時価総額 | 544億円 |
現金等 | 78億万円 |
有利子負債 | 101億円 |
PER | 45.03倍 |
PBR | 5.41倍 |
その他 | セグメント一番大きな赤字は広告費 |
ベクトル(6058)の事業内容はPRとコンサル ダイレクトマーケティング事業も
ベクトルは企業PRやコンサルタントを行う会社です。アンティル、プラチナム、イニシャルの3社が中核子会社となっています。若年層向けのセールスプロモーション会社として起業し、商品PRを支援して急成長。独立系PR会社として存在感を出しています。
特にマーケティングを重視した「戦略PR」を掲げ、SNSやブロガー、インフルエンサー、タレントキャスティングなど、デジタル領域での活用手法に強みをもっています。またこの流れから、ニュース配信や映像制作も手掛けています。たまに企業のIRのを確認する際に動画で決算の解説を行っている会社があると思うのですが、そういうコンサルも行っていますね。
身近に感じるところではやはりインフルエンサーマーケティングでしょうか?いわゆる口コミ広告です(ステマではなく、しっかり企業案件として表示してコンプライアンスを遵守しているものです)。巣ごもりの影響で順調のようで、広告のノウハウをいかして美容品の販売にも手を広げています。
ベクトル(6058)のテーマは上方修正期待
ベクトルに期待しているテーマはズバリ、上方修期待です。ではなぜ上方修正期待なのか?解説していきたいと思います。
第1四半期は一転赤字
ベクトルは黒字予想だった第1四半期決算が一転、赤字に転落しました。これにり後述の通り株価に影響があったのですが、そもそも2月決算の会社の為第1四半期の期間は2020年3月1日~2020年5月31日と、もろに新型コロナの影響が直撃した期間とあんりますで、そもそもそんなに悲観する必要はないのかもしれません。同社のセグメント別の利益は次のようになっています。ダイレクトマーケティング事業の赤字が響きました。
・PR・広告事業
売上高は3,994百万円(前年同期比12.9%減)、営業利益は215百万円(同60.1%減)
・プレスリリース配信事業
売上高は819百万円(前年同期比21.4%増)、営業利益は277百万円(同38.3%増)
・ビデオリリース配信事業
売上高は351百万円(前年同期比18.6%減)、営業損失は30百万円(前年同四半期は70百万円の営業利益)
・ダイレクトマーケティング事業
売上高は2,771百万円(前年同期比30.6%増)、営業損失は509百万円(前年同四半期は175百万円の営業利益)
・メディア事業
売上高は211百万円(前年同期比17.0%減)、営業利益は24百万円(前年同四半期は39百万円の営業損失)
・HR事業
売上高は630百万円(前年同期比18.1%減)、営業損失は346百万円(前年同四半期は545百万円の営業損失)
・ファンド事業
売上高は291百万円(前年同期比858.8%増)、営業利益は237百万円(前年同四半期は7百万円の営業損失)
実はダイレクトマーケティング事業の赤字は宣伝広告費で2Qで回収に入る
軒並み売上低下していますが、コロナの影響があるので仕方がない部分があると思います。さて、赤字となっている事業を見ると、ビデオリリース事業の赤字額は大きくないので問題ないでしょう。
一方で、ダイレクトマーケティング事業とHR事業は大きく赤字です。HR事業は人材の動きが今後鈍ると思いますので、挽回は厳しいかもしれませんが、なんと言っても一番大きな赤字となっているダイレクトマーケティング事業が回復すれば業績は大きく回復します。
これは決算説明資料です。ダイレクトマーケティング事業は2Qで黒字となるとしています。つまり、1Qでは広告費用が先行したので赤字となったが、2Qでは広告費の回収にはいるという事です。3Qではもっと大きな黒字になるかもしれません。
最近、Twitterで業績のグリッチに注目している人がバズっていましたが、まさにその典型的なものです。定期通販などの方式ではどうしても会計上赤字が先行します。パッと見業績悪化に見えてしまうのですが、その限りではありません。回収期になると一気に黒字となります。
その仕組は過去記事で説明してありますので是非ご覧ください。
こちらの記事の中段になります。
ベクトル(6058)のチャートチェック
ベクトルのチャートはご欄の通りです。
コロナ禍で下落し、その後持ち直すも7月31日には安値714円をつけています。
これは7月15日に1Qで赤字転落を発表した為ですね。
その後上昇しているのは、色々と提携のニュースがでた事と、みんかぶで煽り記事がでた為です。
ベクトル(6058)の投資方針
それでは投資方針を考えたいと思います。
基本的には現在は中段保ち合いを形成しています。本日で高値を更新したので、やや上抜けぎみです。なので、この上抜けについていくのが良いと思います。
勿論、高いところを買ってしまうのですから、5日線割れで撤退など損切りラインは徹底しないといけないですね。保ち合いに逆戻りとなる1100円ラインが目処になるでしょう。
決算発表も10月15日と差し迫っています。上記のように業績回復期待の内容はお伝えしましたが、既に織り込まれている可能性も考慮しないといけません。
という事で、現値買いで1100円撤退。利確に関しては、決算期待で大きく上昇したら決算をまたがずに利食うのが良いと思います。
ファーマフーズ(2929)と違って、セグメントが多く不確定要素が多いです。とはいえ、期待できる銘柄ですね。
恵和(4251)を提供している有力投資顧問
私は色々な投資顧問に登録して銘柄をチェックしているのですが、私が調べた限りだと恵和を推奨しているところはまだありません。(10月8日現在)
もし、ここが推奨していたよ!というのをご存知の方がいましたら、コメント欄・Twitter・LINEにて教えていただければ幸いです。
小話
今回弱気なのですが、全体相場に懸念をもっているからです。
その辺りは明日にも記事にしたいと思います。が、私が弱気という事は…。みなさん、おめでとうございます笑
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