◆スガノミクス決定で絶対やっておくべき投資行動5選
先程、菅官房長官が会見を行い正式に自民党総裁選への立候補を表明しました。既に自民党最大派閥の細野派を含め麻生派、二階派の支持を取り付けており多数派工作は済んでいる状態。
これで、閣僚ポストで揉めるような事がなければ菅総理誕生となります。そこで、菅総理誕生となった場合にやるべき事をまとめましたので是非ご覧ください。
菅官房長官の会見骨子
会見の中で、自身が総理となった場合の経済政策についてはアベノミクスを継承すると名言。日銀との関係も同様と答え、事実上の異次元金融緩和継続としました。
市場では後継総理は菅官房長官優勢を折込、小動きが続いていましたが、これで安倍首相の総理辞任発表後の下記の記事で指摘していた懸念点が払拭された格好です。
これを受けて先物は上昇しています。
一方で、自身の政治的な功績としていくつか挙げるなかで「携帯料金の引き下げ」に言及。現状の携帯料金もまだ高いと示唆した事で、携帯3社はPTSで株価を下げています。
逆に格安シムの思惑から日本通信(9424)が上昇しています。
やっておくべき投資行動5選
安倍首相の辞任、そして菅官房長官の自民党総裁への出馬表明と大きな政局の変化があった日本市場。今日の会見でだいぶ先を見通せるようになりましたので、やってくべき投資行動を説明します。
大型株のロング
まず、前回の記事で懸念していた政治的空白が払拭されつつあります。後継最有力の菅官房長官がアベノミクスを支持・継続を表明した事で外国人投資家が資金を引き上げる可能性が低下しました。
合わせて日銀の金融緩和も維持される見通しとなりました。政局不安という日本特有の懸念点が払拭された今、世界的にもコロナ対策で金融緩和が行われており、各国中銀が引き締めを行わない限りバブル相場に突入とみます。
そのため、大型株への投資で十分な利幅が取れるでしょう。
相場の大局を見た場合に、リスクオンとなった場合にまず資金が入るのは大型株です。続いて小型に波及し、その後新興となります。
なのでまずは大型株に投資です。バリューでも良いですし、グロースでも良いです。
バリューなら配当利回りが高く割安放置されているものを。実際にウォーレン・バフェットは買ってますね。
グロースなら巣ごもり需要の恩恵を受けるものと、デジタルトランスフォーメーション系は全部買いましょう。
銘柄が選べないなら、ETFでも投資信託でも構いません。
新興もロング
大型株で十分といったのになんだ!と思ったかもしれません。が、要はバブルです。何でも買いましょう。
大型株から資金が入り小型株へと波及していくのですが、小型株のほうが小資金で動きます。安全にいくなら大型株(それでも値幅は取れる)なのですが、値幅を獲る為に小型グロースへの投資は妙味ありです。
特にデジタルトランスフォーメーション関連の銘柄は抑えておくべきでしょう。
リスク覚悟でIPO銘柄もロング
IPOのセカンダリーはハイリスクです。基本的にご祝儀価格で上場しますので、その時点で高値からのチキンレースが始まる訳です。
が、何度も言いますがバブル突入です。逆に言えば、金余り資金は値幅取りに動きますので連続ストップ高の夢が見れます。
これも狙い目はテック系です。サンアスタリスクが注目を集めているように、値幅取りの動きが活発化する可能性がありますので、今後のIPO銘柄は要チェックしておきましょう。
アメリカ株もロング
もはや何でもありとなっていますが、大事な事なのでもう一度言います。
各国中銀が金融緩和しているのだから、バブルです。マネーサプライを見てみてください。引き締めまでロングです。
そして世界のお金が集まるのがアメリカ。なのでアメリカ株です。最近では各証券会社でアメリカの代表的な株は買えるようになっているので、それを活用しても良いですし、S&Pに投資する投資信託でも良いです。
とにかくなんでもロングですね!
携帯3社の売り
残念ながら、携帯3社は売りです。携帯料金はまだ高いと言及されました。
今後も携帯料金の引き下げ圧力は高まるでしょう。業績は悪化となりますので、つまりは売りです。
ここまでロングとしていたので、ヘッジとしても売りで良いかと思います。
ただ、株価自体は菅発言での一連の下げ後は上昇すると思いますが。というのも、日銀がTOPIXを買うのですから結局は携帯各社の下支えになります。
携帯料金が引き下げられ、業績悪化となるのは目に見えていますが、それでも上昇するほどのバブルだとお考えください。
まとめ
下がらば買い
上がらば買い
なんでも買い
あとは寝て待つ!
銘柄選びに困ったときにオススメ
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