◆OPECプラス過去最大の減産合意も原油価格上昇せず。それだけ深刻な新型コロナ問題。

   

OPECプラスで原油生産量の減産が合意されましたが、原油価格は上昇していません。エネルギー価格の下落が世界の株式市場の下落に拍車をかけたと言われているだけに、原油価格が上昇しない事で株価が停滞する可能性があります。

減産合意の記事はこちら:OPECプラス協調減産、日量970万バレルで最終合意

株プロサラリーマンの原油価格についての前回の見解はこちら:

◆原油価格上昇で株価が上昇?それって本当?

OPECプラスの減産内容まとめ

OPECプラスは当初、アメリカが参加しない限り減産の合意はないとしていましたが、原油価格の下落でそもそもアメリカの産出量は200万バレル減る見通しを出している事やメキシコの抵抗を米国内のエネルギー産業の雇用を守りたいトランプ大統領の仲介もあり、減産合意に至ったようです。

OPECプラスの減産規模は?

今回のOPECプラスの減産は日量970万バレルになります。世界最大の産油国であるサウジアラビアが1100万バレル(価格戦争中のため現在は1230万バレルと見られる)を生産していますので、ほぼ一国の生産量がなくなる過去最高の減産合意となっています。

OPECプラスの減産期間は?

今回の減産合意では、5月から2ヶ月間の減産で合意しています。この間は970万バレルの減産とし、その後は年内いっぱい、日量760万バレルの減産としています。2021年1月から2022年4月までは日量560万バレルの減産となります。

まずは、大幅減産とした上で当面の原油価格を下支えした上でその後の様子見といったところでしょうか。来年まで一応の減産をみているという事は、OPECプラスでも新型コロナ問題による景気の低迷で原油需要が落ち込みが長期化すると見ているようですね。

減産合意をうけた原油価格の動きは?

原油価格のチャートはご覧の通りになっています。

減産合意が伝わると一時上昇しましたが、現在の値動きは落ちついています。

原油価格の動きをニュースをもとに伝えると、「産合意で上昇したものの、それ以上に日量2000万~3000万バレルの需要が新型コロナで失われたとの試算があり、原油価格の下落が下げ止まりを見せず。」といった形になると思います。

ただ、私からすれば前回の記事でも指摘したようにテクニカル的にはまだまだ不安定な動きが続くと指摘していた通りの結果です。逆に減産合意がなくとも結果とした似たような価格推移になっていたと思います。

減産合意からみる株価の動き

今回の原油価格維持のための減産の合意が株価にどのような影響を与えるかを考えてみます。

結論から申し上げあると、影響なし!

というのも、減産合意となった事でテクニカル的な範疇を超えての動きとはなりませんでした。つまり、今回の減産で需給面がいくばくか改善したとしても、現在の原油価格は需給予測に基づく適正価格で推移しているのではなく、需給が予測できないために、機械的な売買で値付けがされているという事です。

つまり、急落した株価にせよ、原油価格にせよ、商品価格にせよ、歴史が示す通り2番底をつけにいく動きに変わりがないという事です。

なので、株価に影響はなく、従来通り2番底警戒が必要かと思います。

おまけ

LINE会員様に配信済みのビットワンG(2338)が良い動きですね。保険を頂きながら、勝負にでてみてくださいね。

みなさん、おめでとうございます。

 

 

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