◆バラスト水処理装置関連銘柄
2019/03/20
先日9月9日付で国土交通省が「船舶バラスト水規制管理条約」が1年後の平成29年9月8日に発行することが決まりましたと発表。
発行後5年以内に外航船は順次バラスト水処理設備を設置することとなり、関連会社へは特需発生が期待されます。
バラスト水とは?
バラスト水とは、空荷の船舶を安定させるための重しとして取り込まれる海水のことです。
国際航海に使われる大型船は積載貸物の重量を考慮し設計されていて、空荷の時は重心が上がり安定性が低下するため、バラスト水で安定を保っています。
船舶は積み荷を降ろした後に海水を取り込み、次の目的地で排出するわけですが、この海水に含まれたプランクトンや細菌が、外来生物として生態系に影響を与え、本来その海に存在しない海藻や貝などが大量発生したり、貝毒による健康被害が発生したりしているようです。
こうした被害を重く見た国際海事機関(IMO)が2004年に「バラスト水管理条約」を採択し、外来船に対しバラスト水のプランクトンや殺菌を薬剤、紫外線で殺滅する「処理装置」の搭載を義務付ける方向となったようです。
生態系を守るためにバラスト水(海水)の排出は殺菌などの処理を行ってからしましょうってことですね。
現在世界の船は8万隻と言われているようですが、国交省は「処理装置と設置作業を含めると最大で24兆円の市場が生まれる」と期待しているようです。
バラスト水処理装置関連銘柄は?
バラスト水処理装置を手掛けていて、国土交通省からの認可を受けているのは世界で12社(平成26年10月時点)だけで、その中で日本国内企業は三浦工業(6005)、三井造船(7003)、住友電気工業(5802)、クラレ(3405)、JFEエンジニアリング[JFEホールディングス(5411)の子会社]、日本油化工業、日立プラントテクノロジーの7社となりますが、長期的な材料なので大型株は短期急騰とはいかなそうですね。
バラスト水処理装置関連銘柄として短期的な動きが見られるのは?
6637 寺崎電気産業 JQS
2016-9-15終値1,809 前日比+70(+10.22%)
PER :(連)5.35倍
PBR :(連)0.38倍
配当利回り :1.85%
時価総額 :98.38億円
配電制御システム大手で船舶用の技術は世界トップクラス。バラスト水処理制御装置を手掛けている。
7018 内海造船 東2
2016-9-15終値209 前日比+7(+3.47%)
PER :(連)11.81倍
PBR :(連)0.52倍
配当利回り :0.96%
時価総額 :47.09億円
日立造船系の中堅造船。修繕船事業を集約。既にバラスト水処理装置のレトロフィット工事において実績があり、受注増が期待される。
6322 タクミナ 東2
2016-9-15終値1,115 前日比-173(-13.43%)
PER :(連)11.51倍
PBR :(連)1.31倍
配当利回り :2.69%
時価総額 :71.81億円
定量ポンプ大手。環境装置用を取り扱っていて、バラスト水の薬剤注入方式の処理装置に使われるスムーズポンプを製造していることから関連銘柄として注目を集めたもよう。
6668 アドマテック プラズマ テクノロジー 東2
2016-9-15終値500 前日比-12(-2.34%)
PER :(連)28.80倍
PBR :(連)1.46倍
配当利回り :0.80%
時価総額 :42.93億円
高周波プラズマ電源装置大手。バラスト水処理装置用電源を開発したことを発表している。
6237 イワキ 東2
2016-9-15終値1,809 前日比-127(-6.56%)
PER :(連)8.53倍
PBR :(連)0.88倍
配当利回り :3.75%
時価総額 :135.39億円
ケミカルポンプなど各種流体制御製品の開発や生産や販売を手掛ける。バラスト水処理向けのポンプも手掛けている。
上記銘柄他、短期的な動きが見られたのはバラスト水対策用の海水ストレーナーを手掛けているニチダイ(6467)や、三菱VOSシステムというバラスト水排出基準を満たす装置を製造、販売している三菱化工機(6331)や船舶修理を手掛けバラスト水処理装置設置需要が期待されそうなサンセイ(6307)などでしょうか。
続伸している銘柄もあれば利益確定売りに押されている銘柄もある感じですが、寺崎電気産業(6637)とかまだ割安感がある印象ですね。
長期的なテーマだと思うので短期的な物色がどこまで続くかって気がしますが、良さそうなタイミングがないか今後の取引にも注目してみたいと思います。
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