◆【二番底】ダイバージェンスが現れた事でハイテク主導の上昇が終わる?
お昼にLINEで配信したダイバージェンスについて書いていきたいと思います。
ダイバージェンスが現れた事でコロナショック以降の上昇が終わり、二番底が来るのでしょうか?
ダイバージェンスとは?
ダイバージェンスとは「逆行現象」という意味です。買われすぎや売られすぎを示すオシレーター系のテクニカル指標と実指標(株であれば株価)が逆光する事を言います。
通常オシレーター系の指標は株価が上昇すると、指標も上昇します。例えばRSIなら70%以上で買われすぎとなり、売りの判断となります。
ところが、株価が上昇しているにも関わらずオシレーター系の指標が低下する事がまれにあります。このような場合をダイバージェンスと呼び、トレンドが転換する予兆と呼ばれています。
※オシレーター系の計算式で考えると、基本的にトレンドが続いているものの「上昇幅を得る日数が多くなる場合」にこのような現象が起きると考えてください。
ナスダックがダイバージェンスでアメリカ終了?
ナスダック100のETFにダイバージェンスと指摘しているのがこちらです。
ナスダック100のETF(日足):+1.07%。多くのトレーダーがダイバージェンスを指摘しています。ETF価格は高値更新ですが、RSIの方は逆に下げ方向です。プルバックに注意です。 pic.twitter.com/sgdpJyXbS8
— T.Kamada (@Kamada3) June 23, 2020
株価が高値を更新しているにも関わらず、RSIは低下しています。つまり、ナスダックのトレンド転換が起こる可能性があるという事ですね。
これまでアメリカ市場の上昇と牽引してきたのは、NASDAQに採用されているハイテク株です。アップルの高値更新が象徴的ですが、NASDAQはコロナショック前の高値を更新しています。つまり、このハイテク株が崩れるという事になれば、アメリカ市場の上昇が一服、二番底が来る可能性があります。
注意
ダイバージェンスの項で注意書きをしましたが、基本的にトレンドが続いているものの「上昇幅を得る日数が多くなる場合」に発生します。つまり、FRBによる金融緩和でジリジリと上昇を続ける場合はこの限りではないという事ですね。
もっというと、「私の全体相場予想は当たらない」というのが一番の注意事項な気がします(笑)
なので、結局は警戒は怠らず、個別株で勝つのが一番かと思います。
そのためには実績のある投資顧問を使うのも一手。下記記事を参考にしてください。
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