◆【ニュースのミカタ】金融緩和!金融緩和!金融緩和!からの北朝鮮が連絡事務所を爆破!南北問題がくる?
ボラタイルな相場は基本は下落を警戒なのですが、金融緩和バブルの時は気にしなくても良いのでしょうか?
本日の材料とされる動きを見ていきたいと思います。
日経平均大幅高の3つの材料
本日の日経平均の大幅上昇には3つの要因がありますのでそれぞれ見ていきたいと思います。
FRBの社債買い入れ
緊急融資プログラムの1つである「セカンダリーマーケット・コーポレートクレジットファシリティー(SMCCF)」を活用して、アメリカ企業の社債の買い入れを開始すると発表しました。
つまり、新型コロナ対策の一つとしてすでに打ち出されていた施策です。それを開始するというだけで市場ではリスク選考となった訳です。これは、買い入れプログラムの制限を遵守しているかを企業が証明する必要がなくなった事が肝となります。
これまで、社債を買い入れる事はわかっていましたが、企業側がプログラムの遵守を証明するのでは形骸化するのでは?という市場の疑問がありました。今回は独自の指数に基づく買い入れを実行するとしており、社債の買い入れに対し実効性が高まった事が幸いしました。
日銀の金融政策決定会合
本日行われた日銀政策決定会合では、現状維持が決定されました。現状維持なのに市場は好感しました。
企業の資金繰り支援のための特別プログラムの総枠を増額したのが好感されたと報じられていますが、6月12日時点でこれを裏付ける補正予算が成立していました。
2次補正の成立に伴って企業への実質無利子・無担保融資が拡充されたことなどに対応するための措置となっており、ある意味追加緩和となっていますので市場は好感しました。
1兆ドルのインフラ投資
更には、トランプ大統領のインフラ投資1兆ドルも好感されました。
古典ですね。インフラ投資を行う事で経済を活性化させる。日本列島改造計画に、世界恐慌後のニューディール政策。ケインズが墓場から出てきそうですが、その効果は歴史が証明している事からも市場には好感されています。ただ、その財政をどこから捻出するのかは、見えてきていません。
北朝鮮が連絡事務所爆破で大幅下落?
これは冗談ですが、本当の話です。
基本的には現在の相場は金余りです。今後の景気は悪くなると、FRBも日銀も考えています。だからこそ、大胆な金融緩和を行う事で景気の下支えをしようとしている訳です。
「実態経済を伴わない株価の高騰はバブルであり崩壊する」これは必然です。ですので、常に下落の恐怖の怯えながらの投資が必要になります。
という事で、上記です。大引け後に北朝鮮が南北の連絡事務所を爆破か?と報じられました。これで地政学的リスクが意識されリスクオフに。というのはありがちな話ではないでしょうか。
テクニカル的に考えれば大幅安→大幅高→大幅安となるようなボラタイルな相場となっているので、明日下落したとしても不思議ではありませんが、ニュースには見出しが必要なので上記を予想しておきます(笑)
まとめ
株価に影響を与えるのは金融財政政策と企業利益です。コレ以外にはないと私は考えています。
上記であれば、金融政策・財政政策についてはこれ以上の緩和策はでてこないのではないでしょうか?
企業業績・見通しについては次の四半期決算で見えてきます。そして、企業業績は悪化していると思います。
どこかでドスンときます。昨日のような下げではなくて、もっと大きなものが。
ただ、それがいつなのか?神様のみが知る事なので、下げたら投げる。反発したら買いについていくという事を繰り返すしかないでしょう。その為にも、ポジションは縮小傾向が必要だと思います。
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