◆IPOソフトバンク上場を終えて思う事
【IPO】ソフトバンク(9434)は公開価格1,500円に対し初値は1,463円と、残念ながら公開価格割れとなってしまいましたね。
初値形成後も弱く安値引け、何の見せ場もないまま初日の取引を終了。
相場の地合いが悪かったかもしれません。
上場前に通信障害やファーウェイ・ショックなどがタイミング悪く起こってしまったかもしれません。
悪材料が出て、ネガティブな報道が多く流れ、上場延期すべきだったのではって感じですが、見送るに見送れず強引に上場したのでしょうか。
今になって思えば、なぜ仮条件にしっかりとレンジを設定し、需要を確認しなかったのでしょうか。
なぜNTTドコモ(9437)やKDDI(9433)より割高感がある価格で設定したのでしょうか。
今後の成長を期待できる状況での価格設定だったら良かったかもしれません。
ソフトバンク(9434)は携帯料金の値下げに際し、通信事業員を4割削減し、成長領域へ人員をシフトすることを発表していますが、どういう新規事業でどう新規収益を創出するかの説明が足りなかったのではないでしょうか。
ヤフーファイナンスの掲示板は落胆、憤り、恨みつらみのコメントで溢れ、ソフトバンク解約運動を募っている人もいるようです。
今回の公開価格割れで多くの方がソフトバンク(9434)という会社のことを嫌いになったことでしょう。
来年2019年には楽天(4755)が携帯事業者として参入し、格安スマホ並みの料金を提供する見込みのようですが、今回の公開価格割れで多くの顧客が他社へ乗り換えられるかもしれませんね。
ソフトバンクのデータ料金のプランに、「データ定額ミニモンスター」という段階制のプランがありますが、なぜ0~1GBまでが2,480円で、1~2GBまでが4,480円で、その次が2~5GBまでで5,980円なのでしょうか。
殆どの方が2GBを超えるというのが分かって上で、2~3GBや3~4GBという段階を設けず、2GBを超えたら「データ定額50GBプラス 5,980円/月」と同じ利用料金になるとか笑えますよね。
最初から安く使わせる気なんてなく、いかに安く見せて利用料金を得ていくかしか考えていないということでしょう。
段階制なら安心と思わせ契約を取り、解約したいと思っても更新月以外の解約には契約解除料(9,500円)がかかる。
なんて悪どいビジネスモデルでしょう。
ソフトバンク(9434)は結局はソフトバンクグループ(9984)の子会社。
巨額有利子負債の削減が目的なだけで、最初から初値が割れようが子会社の株主が不利益を被ろうが知ったことないって感じだったのでしょうね。
格安スマホへの乗り換えを面倒に思われている方も多いかと思いますが、格安スマホへの乗り換えを考えてみる良い機会ではないでしょうか。
毎月高い携帯代を払い続けるのは本当に馬鹿らしいと思うので、格安スマホに乗り換えないでいる理由が“良く分からないから”とかなら、自分の携帯代を毎月どれぐらい安く出来るものか、格安スマホについて少し調べてみた方がいいと思います↓
↑色々調べてみましたが、顧客満足度が高そうなのはmineo(マイネオ)でしょうか。
月額1,310円(税抜)~とありますが、mineo(マイネオ)なら必要なデータ容量だけを契約でき、さらに余ったパケットを誰とでも分け合うことができます。
こういうのを見ると、いかにソフトバンクが既存の料金プランでボロ儲けしているのかっていうのが分かりますね。
毎月のスマホ代を3,000円~4,000円ほど安く出来れば年間36,000円~48,000円も節約できる訳ですから、ほんと携帯代で1円も損したくないと思う人は、1日でも早く格安スマホへの乗り換えを考えてみた方がいいと思います。
IPOソフトバンクに腹が立ったのであれこれ書いてしまいましたが、日経平均株価、前日比595円34銭安とやばいですね。
地合い最悪で2万円を割ってきそうですが、手掛かり材料に乏しいので、個人的には「チェックしておくべき株情報」でまとめているような影響力がありそうな人やサイトが配信している株関連情報をチェックするようにしています。
割安感が強まっている銘柄が買い戻されてくるタイミングを上手く狙いたいものですね。
相場の流れに上手く乗りトレードするにはやはりアンテナを日頃からしっかり張るのが大切だと思いますが、クチコミサイトで評判がいい投資顧問が配信している株関連情報や、アナリスト情報などをチェックして、今後どういった展開が予想されるか、できれば把握しておきたいとこではないでしょうか。
注目銘柄の推移で株情報サイトが配信した銘柄の推移を書いたりしていますが、ファーストリッチやVIP投資顧問やグラーツ投資顧問など、相場やテーマ株を分析して上値期待が高そうな銘柄情報を配信してきている印象なので、手掛かり材料難で良さそうな銘柄が分からないって人は、試しにでも配信情報をチェックしてみることをおすすめします。
株業界で著名なアナリストやキャリアがある元証券マンなどが顔を出している投資顧問が配信する銘柄は、投資家の関心が向かいやすい印象です。
グラーツ投資顧問とかカブ知恵代表取締役の藤井英敏さんのコラムなどを無料掲載しているサイトですが、銘柄選びの参考になるので、まだ配信情報を見た事がないって人は、試しに無料銘柄の推移からでも追ってみるといいと思います。
株はどんな地合いのときも情報戦です。
株価を上げている銘柄は当たり前かもですが“買い材料がある銘柄”だと思うので、期待値が高そうな銘柄情報を要領良く集め、日々上手く取引していきたいものですね。
銘柄選びに困ったときにオススメ
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チェックしておくべき株情報
チェックしておくべき著名ユーザーとしてcisさんやウルフ村田さんや岡三マンさんなどのツイッターアカウントが取り上げられたりしていますが、フォロワー数が日に日に増えていますね。 株ブログを書いていると、チェックしておいた方が良さそうな株情報とか何かないか聞かれた ...