◆2017年ノーベル物理学賞関連銘柄として物色か 重力波関連銘柄
2019/03/20
今日29日(金)付で日本経済新聞に『ノーベル賞最有力「重力波」 米国の偉業と日欧の挑戦』という記事が掲載となってますが、今年2017年のノーベル物理学賞は重力波の初観測に貢献したKip S. Thorne(キップ・ソーン)氏(カリフォルニア工科大学)とRainer Weiss(ライナー・ウェイス)氏(マサチューセッツ工科大学)が受賞するのではとみられている感じですかね。
※もう1人候補者として挙げられていたRonald Drever(ロナルド・ドレーバー)氏(カリフォルニア工科大学)は2017年3月に亡くなられたようです。
目次
2017年ノーベル物理学賞最有力とされる重力波とは?
時空(重力場)の曲率(ゆがみ)の時間変動が波動として光速で伝播する現象。1916年に、一般相対性理論に基づいてアルベルト・アインシュタインによってその存在が予言された後、約100年もの間に渡り、幾度と無く検出が試みられ、2016年2月に直接検出に成功したことが発表された。
巨大質量をもつ天体が光速に近い速度で運動するときに強く発生する。例えば、ブラックホール、中性子星、白色矮星などのコンパクトで大きな質量を持つ天体が連星系を形成すると、重力波によってエネルギーを放出することで最終的に合体すると考えられている。
重力波の概念は、アルベルト・アインシュタイン自身が、一般相対性理論を発表した2年後に発表した。重力波の存在は間接的には示されていたが、直接の検出には100年を要した。なお、素粒子物理学の標準理論において重力相互作用を伝達する素粒子として重力子(graviton)が想定されているが、これは2016年現在未検出である。
重力波の検出は、現在の一般相対性理論研究の大きな柱の1つであり、巨大なレーザー干渉計や共振型観測装置が世界の数拠点で稼働あるいは計画中である。また、予想される重力波は非常に弱いため、ノイズに埋もれた観測データから重力波を抽出するために、重力波の波形をあらかじめ理論的に計算して予測する研究も精力的に進められている。
引用:ウィキペディア
https://ja.wikipedia.org/wiki/重力波 (相対論)
「アインシュタインからの最後の宿題」といわれ、約100年もの間に渡り検出が試みられていた現象なので、ウィキペディアにちょっと目を通したぐらいで簡単に理解できるものではないと思いますが、重さを持つ物体が動くことで、その重力により周囲の時空がゆがみ、波となって伝わっていくのが重力波で、「時空のさざ波」とも言われているようです。
日米欧の各グループが初観測を競っていたが、アメリカの干渉計LIGOが初観測(2015年9月14日 9時50分45秒)に成功し、2016年2月11日に発表。
宇宙は誕生してから約138億年たったと考えられているが、これまでは宇宙が誕生して約38万年たった後のことまでしか観測できていない。しかし重力波を使えばそれより前の宇宙が観測でき、誕生から1秒以内の様子もわかると期待されている。
重力波により、過去の宇宙やブラックホール誕生の様子などが観測できると期待されているようですね。
2017年ノーベル賞関連銘柄として物色か 重力波関連銘柄
7713 シグマ光機 JQS
2017-09-29終値1,730 前日比-62(-3.46%)
PER :(連)18.89倍
PBR :(連) 1.07倍
配当利回り:1.97%
時価総額 :135.14億円
単元株数 :100株
今日は株価を下げましたが、「重力波」が2017年ノーベル物理学賞最有力と挙げられていることから、重力波関連銘柄とされているシグマ光機(7713)へ物色人気が波及しているようですね。
シグマ光機(7713)は大型低温重力波望遠鏡KAGRA(かぐら) で高度な技術を発揮している主な企業の一つとして挙げられています。
参照:大型低温重力波望遠鏡KAGRA(かぐら)
http://www.icrr.u-tokyo.ac.jp/public_relation/press_release/2015/20151106kagra/KAGRA-Panf.pdf
大型低温重力波望遠鏡KAGRA(かぐら) で高度な技術を発揮している主な企業
- 鹿島建設(1812)
- 東芝(6502)
- 興研(7963)
- 三井金属エンジニアリング(1737)
- 富士通(6702)
- ジェック東理社
- ミラプロ
- 住友重機械工業(6302)
- JSP(7942)
- GTクリスタルシステムズ(米)
- 三菱電機(6503)
- ZYGO(米)
- CSIRO(豪)
- Galli&Morelli(伊)
- シグマ光機(7713)
- ジェネシア
など
時価総額が低めなのはシグマ光機(7713)、興研(7963)、三井金属エンジニアリング(1737)あたりですかね。
日本では独自に「DECIGO(ディサイゴ)」と呼ばれる構想が検討されているようですが、DECIGO(ディサイゴ)で高度な技術を発揮するのも上記企業となりそうなのかどうなのかが気になるところ。
重力波が2017年ノーベル物理学賞の有力候補として挙がっているとは言え、日本人が受賞するわけではないと思うので、大型低温重力波望遠鏡KAGRA(かぐら)関連銘柄に恩恵があるって感じではなさそうな気がしますが、物理学賞の発表はもう来週10月3日(火)となりますね。
実際に重力波が2017年ノーベル物理学賞を受賞したら関連報道が色々と出そうですが、目先は出尽くし感から売られる可能性もありそうなので、高値掴みしないように注意しつつ取引に注目してみたいと思います。
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