◆【テーマ株/国策銘柄】リニア中央新幹線関連銘柄 施行会社やゼネコンなど
2019/03/20
【テーマ株/国策銘柄】リニア中央新幹線関連銘柄 施行会社やゼネコンなど
先週末、日本経済新聞が「政府は2020年の東京五輪に向け、電線を地中に埋めて電柱をなくす『無電柱化』を進める」と「無電柱化」加速報道でイトーヨーギョー(5287)やゼニス羽田(5289)など電線地中化関連銘柄への物色が強まりましたが、リニア中央新幹線関連報道も定期的に出てますね。
8月4日付で最大8年の計画前倒しや延伸に関する報道が出てましたが、先日19日付では16年度の財投3.3兆円上積み。リニア新幹線などに充当といった報道が出ています。
9月に召集予定の臨時国会で改定計画が提出されるようなので、リニア中央新幹線関連銘柄を今日は少し改めてまとめてみたいと思います。
9022 東海旅客鉄道 東1
2016-8-23終値17,150 前日比+415(+2.48%)
PER :(連)9.30倍
PBR :(連)1.40倍
配当利回り :0.76%
時価総額 :35,329.00億円
【リニア中央新幹線との関連性と思われる点】
太田昭宏国土交通相が2014年10月17日、東海旅客鉄道(JR東海)が申請していたリニア中央新幹線(品川―名古屋間)の工事実施計画を認可。駅舎や車両なども含めた総事業費はJR東海が全額負担。
5282 ジオスター 東2
2016-8-23終値887 前日比+31(+3.62%)
PER :(連)25.70倍
PBR :(連)1.84倍
配当利回り :-%
時価総額 :279.67億円
【リニア中央新幹線との関連性と思われる点】
建設用コンクリート製品大手で鉄道・道路トンネルや河川向けが主力。
3420 ケー・エフ・シー 東2
2016-8-23終値1,889 前日比+37(+2.00%)
PER :(連)11.59倍
PBR :(連)1.39倍
配当利回り :1.32%
時価総額 :139.37億円
【リニア中央新幹線との関連性と思われる点】
トンネル掘削用資材を手掛けている。トンネル用ボルトでトップ。リニア中央新幹線の実験線向けに部材を供給と伝わる。
4224 ロンシール工業 東2
2016-8-23終値147 前日比---(0.00%)
PER :(連)7.05倍
PBR :(連)0.56倍
配当利回り :2.72%
時価総額 :70.93億円
【リニア中央新幹線との関連性と思われる点】
建材のほかに鉄道・バスの床敷物をメインとする商品の開発を行っている。
1719 安藤ハザマ 東1
2016-8-23終値570 前日比-1(-0.18%)
PER :(連)7.70倍
PBR :(連)1.38倍
配当利回り :2.46%
時価総額 :1,055.69億円
【リニア中央新幹線との関連性と思われる点】
ダムやトンネルなど大型土木に定評。品川駅の地下駅新設工事「非開削工区」の施工を受注。
いくつかピックアップしてみましたが、リニア中央新幹線はもう一大工事なので関連銘柄、関連期待銘柄が多いですね。
施行会社とされるゼネコンにも注目でしょうか。
リニア中央新幹線の施行会社とされるゼネコン
リニア中央新幹線関連銘柄として、清水建設(1803)、鹿島(1812)、大林組(1802)、大成建設(1801)、熊谷組(1861)、前田建設工業(1824)、飛島建設(1805)など、施行会社とされるゼネコンも注目でしょうか。
1803 清水建設
地盤が硬い山岳部でのダイナマイト工法で高い効率性
1812 鹿島
山岳トンネル工事や実験線建設工事で実績のあるゼネコン
1719 大林組
掘削スピードを従前比25%上げた機械を開発
1801 大成建設
最難関の25km大トンネルの工事を錢高組らとのJVで受注
1861 熊谷組
トンネル工事に実績
1824 前田建設工業
国内最深度のニューマチックケーソン工事で実績
1805 飛島建設
山梨リニア実験線にJV(共同企業体)で参加
1892 徳倉建設
リニア工事案件獲得を視野に関連工事に注力中
1869 名工建設
JR東海の自社所有地において品川駅側の準備工事を担当
1822 大豊建設
トンネル工事に実績、大深度の地下トンネル技術を有する
1811 錢高組
最難関の25km大トンネルの工事を大成建設らとのJV受注
その他にも、リニアの先頭車両を開発した三菱重工業(7011)や、新幹線製造トップの日本車輌製造(7102)や、リニアモーターなど電装部品の製造で実績がある東洋電機製造(6505)や、リニア向けにトンネル壁面パネル需要拡大と伝わっている日本コンクリート工業(5269)など、リニア中央新幹線関連銘柄とされる銘柄はほんとたくさんありますね。
調べていると中には本当に恩恵があるのか?特需発生するの?って感じの銘柄もあげられていたりするので、関連性をしっかりと確認してって気がしますが、あとはファンダやチャートを見てって感じでしょうか。
目先、秋の臨時国会が近づきテーマ性を強めてくるか、ポートフォリオにまとめ今後の取引に注目してみたいと思います。
とりあえず、ここしばらく夏枯れ相場感が強いのと手掛かり材料が乏しい印象なので、クチコミサイトで評判がいい投資顧問が配信している銘柄情報などを見ておきたいと思います。
やる気がある人は株サイトが配信している銘柄情報などを貪欲にチェックしていると思うので、プロの注目銘柄を見て今の相場で上昇期待値が高そうな銘柄が何か探っておくのも大切だと思います。
注目銘柄の推移で株サイトが配信した銘柄の推移を書いたりしていますが、ファーストリッチ投資顧問やグラーツ投資顧問など、相場やテーマ株を分析して銘柄情報を配信してきている印象なので、今後の配信情報にも注目ではないでしょうか。
株業界で著名な方やキャリアがある元証券マンなどが顔を出している投資顧問が配信する銘柄は、イナゴ投資家が集まったりするのでチェックしておいて損はないと思います。
株はどんな地合いのときも情報戦です。
期待値が高そうな銘柄情報を要領良く集め、上手く取引していきたいものですね。
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