◆レアアース関連まとめ！ただしテーマの裾のが広がるのは注意！

再生可能エネルギーやグリーン投資がテーマとなって久しいです。風力発電などだけではなく電池やEVといった裾野の広がりは歓迎すべきでしょう。

最近ではレアアース関連に物色の矛先が向いています。

そこで、今回はレアアース関連に注目してまとめを作成します。

が、テーマの裾野の広がりには注意も？

レアアース関連銘柄一覧と本命銘柄

コード	銘柄名称	市場	株価	出来高	時価総額
1662	石油資源	東証1部	2,071円	16万8,100株	1,197億9,641万円
6269	三井海洋	東証1部	2,110円	23万8,900株	1,159億1,844万円
6297	鉱研工業	東証JQスタンダード	548円	372万4,700株	45億2,990万円
3036	アルコニクス	東証1部	1,651円	36万2,000株	436億6,223万円
2768	双日	東証1部	245円	532万4,600株	3,066億1,737万円
8058	三菱商	東証1部	2,671.0円	357万9,600株	3兆9,549億円
8015	豊田通商	東証1部・名証1部	4,320円	56万7,200株	1兆5,224億円
5714	ＤＯＷＡ	東証1部・名証1部・福証・札証	4,060円	15万6,899株	2,507億4,633万円
5711	三菱マ	東証1部	2,313円	45万200株	3,050億5,572万円
8031	三井物	東証1部・名証1部・福証・札証	1,984.0円	364万1,800株	3兆3,972億円
7456	松田産業	東証1部	1,858円	4万5,600株	534億2,305万円
5857	アサヒＨＤ	東証1部	3,840円	14万8,500株	1,542億3,631万円
8053	住友商	東証1部・名証1部・福証	1,402.0円	226万8,800株	1兆7,648億円
8002	丸紅	東証1部・名証1部	727.4円	649万2,600株	1兆2,697億円
4063	信越化	東証1部・名証1部	19,290円	98万4,000株	7兆8,603億円
4004	昭電工	東証1部	2,417円	104万6,400株	3,581億941万円
5724	アサカ理研	東証JQスタンダード	4,035円	118万9,400株	103億206万円

こちらは、レアアース関連の銘柄となります。時価総額の低い銘柄はすでに動き出していますね。

その他の銘柄も堅調な上昇となっているものが多いです。

背景には中国のレアアースの輸出規制で市況価格が上昇するとの見方がありますので、この辺りの価格推移次第で今後の株価の動きが変わるでしょう。

本命（値動き的な意味で）はやはり、低時価総額の赤文字にした鉱研工業(6297)、アルコニックス(3036)、アサカ理研(5724)になるかと思います。

レアアース派生の海底資源関連銘柄一覧

レアアース自体は先程述べたように市況の上昇思惑と再生可能エネルギー→電池・EV→使用される希少土類といった連想から来ています。

が、レアアースの値段が上昇しても対処できるようにアサカ理研(5724)のリサイクルなどが注目されているのですが、そもそも市況価格が上昇すれば発掘可能埋蔵量も増えます。

アメリカのシェールガスと同じですね。そこで注目されているのが、三井E＆S(7003)です。三井造船ですね。海底掘削を行いEEZ内で資源を確保するという政府方針にそった思惑から株価が上昇しています。

そこで、海底資源関連の銘柄の一覧も載せておきますので参照してください。

コード	銘柄名称	市場	株価	前日比 (前日比率)	出来高	関連度	時価総額
6269	三井海洋	東証1部	2,110円	+55(+2.68%)	23万8,900株		1,159億1,844万円
6297	鉱研工業	東証JQスタンダード	548円	+43(+8.51%)	372万4,700株		45億2,990万円
1662	石油資源	東証1部	2,071円	-25(-1.19%)	16万8,100株		1,197億9,641万円
1803	清水建	東証1部・名証1部	769円	+4(+0.52%)	190万株		6,032億1,367万円
5401	日本製鉄	東証1部・名証1部・福証・札証	1,368.5円	+5(+0.4%)	375万600株		1兆2,952億円
1801	大成建	東証1部・名証1部	3,560円	0(0%)	81万3,600株		7,993億6,657万円
7013	ＩＨＩ	東証1部・名証1部・福証・札証	1,962円	+21(+1.08%)	115万9,800株		3,002億3,379万円
5020	ＥＮＥＯＳ	東証1部・名証1部	417.7円	-1(-0.05%)	1,438万7,400株		1兆3,499億円
1605	国際石開帝石	東証1部	629円	-11(-1.72%)	712万8,500株		9,358億8,710万円
1893	五洋建	東証1部・名証1部	886円	-1(-0.11%)	160万4,400株		2,536億9,433万円
7011	三菱重	東証1部・名証1部・福証・札証	3,215円	-30(-0.92%)	128万2,500株		1兆947億円
7003	三井Ｅ＆Ｓ	東証1部	437円	+53(+13.8%)	514万1,600株		319億990万円
7012	川重	東証1部・名証1部	2,488円	+14(+0.57%)	175万1,300株		4,133億5,723万円
4403	日油	東証1部	4,910円	-100(-2%)	19万5,300株		4,250億5,529万円
1861	熊谷組	東証1部	2,654円	-5(-0.19%)	8万3,000株		1,244億5,624万円
4673	川崎地質	東証JQスタンダード	2,123円	-15(-0.7%)	3,300株		22億6,196万円
9755	応用地質	東証1部	1,319円	-16(-1.2%)	12万7,000株		368億2,273万円

ここでも鉱研工業(6297)がでてきますので、値幅取りには良いかもしれません。

テーマの広がりすぎに注意

テーマが広がるという事はそれだけ、再生可能エネルギー関連が市場の期待を集めているという事に他なりません。だからこそ次々と派生する銘柄が生まれてきます。

ただ株式投資の王道は結局は数字がついてくるかどうかです。株価自体は思惑や期待で上昇しますが、業績がついてこない銘柄の株価はしぼみます。

これは少し前にも述べた通りです。

とは言え、業績がついてこなくても市場の期待が高ければ株価は上昇するのも事実です。

なので再生可能エネルギーの大ボス、レノバ(9519)の株価動向は毎日チェックしておきましょう。

ここが崩れると一気にしぼみます。

これはレノバ(9519)のチャートです。ついに5日線が下向きで、10日移動平均線を割り込みました。25日線を下抜けるような事になれば一旦テーマが終了します。

テーマが派生して次々と違う派生テーマがランキング上位に名を連ねるようになるという事は、本命の銘柄がさすがに高すぎてエントリーできない資金が裾野に行っていると考えれば、私がなぜ警戒しているのかご理解いただけるかと思います。（本当は空売ってるだけのポジショントークです）

最後に

「もうはまだなりまだはもうなり」

警戒をする必要はありますが、結局はいつどこで終了するのかなんていうのをピンポイントで当てるのは難しいと思います。

大きく下落して1つのテーマが終了するまでどこまでも順張りでついていって、最後は負ける。だけど、それまでにどれだけ稼げるかと思います。

最後に負けを計上しても、トータルで勝っていれば問題ありません。

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