◆鈴与シンワート(9360)の考察とこれからの対処方法

   

昨日株探に取り上げられた事で大幅高した鈴与シンワート(9360)ですが、本日は一転して大幅安となりました。

今回はこの銘柄について考察していきたいと思います。これは押し目なのか?それとも終わりなのか?

今回の急騰を事前に察知できたかもしれない手法も公開します!

チャート考察

鈴与シンワートの日足チャートはご覧の通りとなります。

9月にはデジタル・トランスフォーメーション関連として急騰。NTTデータとの関係が深い事や何より脱はんこ関連として急騰しました。

その後は値を崩すも、75日線と25日線が収束した段階で上抜けとなり、昨日上昇というのがこのチャートの流れとなります。

基本的には、このようなチャートは下落するパターンが多いように思います。

株価が急騰劇を起こした際はその信用整理が進むまで半年近くかかると思います。たまに下落後に25日線や75日線で反発する事もありますが高値更新が難しい事がほとんどです。

こういうチャートはギャンメソッドがわかりやすいので気になる方は調べてみてください。

今回も実際に下落後の戻り高値となる11月6日終値2815円をザラバ中では超えたものの、終値では売り叩かれて下回っています。このままではアヤ戻しで終わりそうな気配です。

今後の対処方法

基本的には上述の通り、2815円が抵抗となり再度下値を模索する可能性があるので深追いしない事です。

短期的には特に25日移動平均線と75日移動平均線が重なり強い下値抵抗線となりますので、ここを下抜けるようなら撤退です。

逆に、2815円から切りの良い3000円辺りの上値抵抗を抜けるような事があれば半値戻しの3580円あたりまでは見る事ができるでしょう。

ただ、基本的には弱いチャートである事を考えると今後は普通ならオススメはできないです。

需給と背景。その裏にあるものとは?

先程申し上げた通り、テクニカル読みだと上昇は厳しいと思います。もっと大雑把に言えば、一度死んだチャートはそう簡単にもとに戻らないという事ですね。

ただし、これをご覧ください。

よく見ると75日線を下回っています。つまりサポートと考えられた75日線を下回っているので、こんな上昇自体が否定されていたのです。

ですが、現実には株価は急騰しています。

そこには株式新聞で注目銘柄として取り上げられたという背景があります。

が、もう一つ気になる事実があります。

これは株マイスターの週間コラムの実際の内容です。

株式新聞に注目銘柄として取り上げられ急騰したのが12月9日の水曜日です。

そして、このコラムが公開されたのは先週末ですので、12月7日の月曜日には買付をできていた訳です。

これがあれば急騰が察知できたのではないでしょうか?

ちなみに、コラムの先週のコラムがこれです。

ご覧の通り、松田産業(7456)に注目しています。チャートはコチラ

はい、このように最近コラム執筆者である本村さんは絶好調のようです。

もちろん、無料公開のブログですので正式な助言ではないと思いますが

当たり屋につけという格言

もあります。無料でコラムも読めますし、銘柄相談も無料となっていますので、鈴与の今後が気になる方や、当たり屋のレポートを読みたい方は是非株マイスターに相談して見てください。

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